本気でやりたいことでも親にやめてと頼まれたら。

私は高校生になったら
野球部のマネージャーになると決めていた。小学生のときに野球を習っていたその時からずっと。

でも、私の通う高校の硬式野球部は強豪校で保護者会など組織されていた。私の両親はそれに行かなければならないことが嫌で、私に硬式のマネージャーになる事は諦めてほしい。
代わりに軟式野球のマネージャーになればいいと言ってきた。

何度も何度も言われるので、硬式野球部を我慢することにした。
硬式野球部とは真反対で人数もとても少なく弱いチームだった。割と楽しくやっていたがそれも夏まで、、、
3年生の先輩が引退されてからは人数不足で試合もできずダラダラした練習で充実感もない。

そこでふと浮かんでくるのが硬式野球部のマネージャー。
両親は本当に嫌なのか、その充実感のなさを埋めるために短期留学することを勧めてきた。
留学もしたいと思っていたことだが強豪校の練習を3週間も休むなんてありえない、しかも夏の大会の真っ只中に
そんなこんなで2年生になるタイミングでマネージャーになることも不可能になった。

高校野球のマネージャーという経験は今しか出来ない。本当に本当になりたい。
けど、親の頼みを聞かず
もう申し込み金を払ってしまった留学をキャンセルしてまですることなのだろうか。

今でも深く考えると涙が出てくるくらい後悔しているのに、、
将来もずっと後悔し続けると思う。
駄目と言われてもあの時頑張って説得して
いればいまはこんな事になっていないのにな。
今さら泣いてもしかたない。

けれど、私はこれからも一生
入学した時に親を本気で説得しなかった自分を嫌い続ける。

後悔が消えるほどの
自分のやりたいことに出会う時が来るといいのに、、